縮むお堂 (ちぢむおどう)*
中世木の念仏寺のお堂は、一本の大木を使って建てられたという。
天正年中、明智光秀は丹波亀山城の築城のため、このお堂の材木を利用することにした。
ところが、木の尺を測り、「明智」の刻印を捺し、いよいよお堂を壊そうとした時、材木がことごとく一寸(約3cm)余りも縮んだ。
これを見た光秀は作業を中止し、念仏寺は破壊を免れたという。
『船井郡名勝史蹟案内 第一号』「念仏寺」より
念仏寺のお堂の材木には、今も「明智」の刻印が残っているそうです。
伝承地:南丹市日吉町中世木・念仏寺