立合いさん (たちあいさん)
河守上では、九月三十日の夜に神様たちが“立合いさん”という宮に集まり、連れ立って出雲へ行くと言われている。
ある年の九月三十日の夜、村人が立合いさんに参ったところ、宮の中から賑やかな話し声が聞こえてきた。
中を覗くと、様々な格好の神様たちが胡坐をかいたり寝転んだりして話をしていたので、村人は怖くなって逃げ帰った。
翌朝にもう一度参ると、宮の扉は開けっ放しになっており、中には誰もいなかったという。
『大江町風土記 第2部 くらしと文化』「神さんの出発」より
扉は閉めて行ってほしい。
伝承地:福知山市大江町河守(立合いさんの宮は不明。四宮神社?)