小蛇に化けた大蛇 (こへびにばけただいじゃ)*
昔、二人の村人が大谷の奥の赤穂という所へ芝刈りに行った。
そして芝刈りを終え、帰り支度をしていると、一人が「可愛らしい蛇がいる」と言って、小さな蛇を掌に載せてもう一人に見せつけた。
もう一人の村人は先に帰ったが、小蛇を掌に載せていた村人は帰って来なかった。
人々は「大蛇が小さい蛇に化け、村人が一人になったところを狙って呑み込んだのではないか」と噂したという。
『大江のむかしばなし』「だまして一口」より
伝承地:福知山市大江町河守
京都府北部(丹波・丹後地域)の怪異妖怪伝承を紹介するブログです。