班牛 (まだらうし)
芦生村から五里(約20km)奥へ入った川筋に、「一二三の坪」という大中小三つの滝壺がある。
滝壺は二千石船が廻れる程の大きさで、底は深く、左右を険しい岩山に囲まれている。
ここに“班牛”という牛が棲んでおり、近年も姿を見た者があったという。
班牛は一二三の坪の主で、三つの滝壺を順に棲み替えている。
不思議なことに、班牛の棲む滝壺は次第に埋まって見えなくなるという。
不思議なことに、班牛の棲む滝壺は次第に埋まって見えなくなるという。
『丹波志桑田記 瀧川之部』「瀧坪」より
参考資料に「班(マダラ)牛」と書かれていたのでその表記のまま紹介しました。
「斑」の誤記?
ちなみに芦生の南の右京区京北にも、水中に棲む牛の話があります。
伝承地:南丹市美山町芦生