丹波・丹後の妖怪あつめ

京都府北部(丹波・丹後地域)の怪異妖怪伝承を紹介するブログです。

他府県の妖怪シリーズ

ノシ/マド

ノシ/マド


徳島県の木頭村(現・那賀郡那賀町木頭)では、淵に出る化物のことを“ノシ”という。
また、人を隠す化物を“マド”という。

『近畿民俗』第二十四号「木頭民俗誌補遺」


他府県の妖怪シリーズ徳島県編。
“ノシ”って、昔の顔文字みたいな名前ですね。

ノシ

かわねこり

かわねこり


嘉永七年(1854)五月初旬、安芸国宮島に“かわねこり”というものが現れたという。
かわねこりは毎晩丑寅(午前二時~四時)の時刻になると、人の叫びに似た鳴き声を上げながら町中を通るという。
これは獣の声であって鳥ではない。鹿や猿だという説もあるが、その姿を見た者はいない。

『近世風聞・耳の垢』「嘉永七年 甲寅」より


他府県の気になる妖怪シリーズ。
今回は広島県廿日市市宮島町(厳島)に現れたという謎の獣の話です。
叫び声を上げつつ夜毎徘徊する正体不明の生物って、想像するだけで怖いですね。

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