丹波・丹後の妖怪あつめ
京都府北部(丹波・丹後地域)の怪異妖怪伝承を紹介するブログです。
小豆洗い
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2024年06月07日
20:48
カテゴリ
舞鶴市
アズキアライ / ミズチ
アズキアライ / ミズチ
成生集落の漁協事務所の裏を流れる小川には“アズキアライ”と呼ばれる怪物がいるという。
そのため正月のキツネガリ行事の時、若衆はこの小川を走って渡ったという。
また湾内には“ミズチ”と呼ばれる怪物がいるという。
『民俗志林』第3号「アズキアライの伝承」より
伝承地:舞鶴市成生
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#妖怪
#小豆洗い
2023年04月12日
20:37
カテゴリ
南丹市
小豆洗いシリーズ
アズキアライ
アズキアライ
長谷の外れにある竹藪は“アズキアライ”が出ると言って怖がられていた。
そのため、夜にここを通る時は提灯の灯りを消し、四方を窺いながら小走りで進んだという。
アズキアライは水辺でサラサラと小豆を洗うような音を立てる妖怪だが、その正体は風で竹の葉が擦れ合う時に鳴る音ではないか、と言われている。
『近畿民俗』136,137号「丹波美山の言葉と民俗」より
小豆洗いシリーズ南丹編。
アズキアライも怖いけど、灯りを消して真っ暗闇の中を進むのも怖いような……。
伝承地:南丹市美山町長谷
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#妖怪
#小豆洗い
2022年06月15日
21:58
カテゴリ
丹波市
小豆洗いシリーズ
小豆洗い / アズキ洗い
小豆洗い / アズキ洗い (あずきあらい)
春日町広瀬の大原神社から公民館への道の途中に川が流れており、その堤防に「ハチクヤブ」と呼ばれる竹藪があった。
夜にそこを通ると「小豆三升、米三升、合わせて六升、ガシャガシャ、ガシャガシャ」と言って“小豆洗い”が出ると恐れられていた。
氷上町横田から本郷への道の途中に「八の坪」という田圃があり、夜に近くを通ると「ザザーザザー」と小豆を洗うような音がすることがある。
これは“アズキ洗い”の仕業だと言われている。
『大路に伝わる言い伝え・昔話』「狐や狸に化かされた話」
『生郷村志』「アズキ洗い」より
伝承地:丹波市春日町広瀬、氷上町横田~本郷
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#小豆洗い
2021年10月06日
21:23
カテゴリ
福知山市
小豆洗いシリーズ
小豆洗い
小豆洗い (あずきあらい)
昔、小牧には「小豆洗い」と呼ばれる道があった。
そこは山の谷間から流れる水が道の下に埋められた土管の中に落ち込むため、雨後にはザーザーと微かに不気味な音を立てていた。
村の老婆たちは「ここで山姥(やまうば)が小豆をザルに入れて洗っているのだ」と言っていた。
今は土管もコンクリート管になり、小豆洗いの音も聞こえなくなったという。
『語りつぐ 福知山老人の知恵』「小豆洗い」より
小豆洗いシリーズ、福知山編。
何気に福知山は小豆洗いの伝承が多いです。
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#小豆洗い
2021年08月18日
20:14
カテゴリ
舞鶴市
小豆洗いシリーズ
小豆あらい
小豆あらい (あずきあらい)
昔、小橋や三浜では日が暮れても帰宅しない子供がいると、「神隠しに遭った」「小豆あらいにやられた」と言っていた。
小豆あらいは夕暮れ時を好み、家と家の間の狭い所に現れるという。
外で遊んでいて帰りが遅くなった子供が家々の間を歩いていると、薄暗がりから「ガッサラ、ガッサラ」と小豆を洗うような音が聞こえてくる。
音は後ろからついて来るように聞こえるが、この時に振り向いたり、無視して遊んでいると神隠しに遭うという。
怖くなって耳を塞ぐと、小豆あらいは調子に乗って更に音を立てる。我慢して自宅に戻り、中から扉を閉めると聞こえなくなるという。
小豆あらいは、嫁に行けずに死んだ娘の霊が、海から浜を伝い、川を遡ってさまよい出たものだと言われている。
また昔、小橋に白壁の大きな屋敷があったが、小豆あらいがよく出るため誰も住まなくなり、やがて家は壊されたという話も伝えられている。
『わが郷土 丸山小学校創立百周年記念誌』「小豆あらい」
『舞鶴の民話 第四集』「あずきあらい(三浜)」より
小豆洗いシリーズ舞鶴編。
海から川へ遡上して来るタイプの小豆洗いです。鮭みたいですね。
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#小豆洗い
2021年07月06日
18:01
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京丹後市
小豆洗いシリーズ
小豆とぎ
小豆とぎ (あずきとぎ)
明治三十二年(1899)十二月の雨の夜、久美浜町金谷の老人が須田の金剛寺で催される報恩講(浄土真宗の法要)へ出かけた。
その途中にある土橋にさしかかると、橋の下からシャゴ、シャゴと小豆を研ぐような音がする。
「さては小豆とぎか」と気味悪く思いながら橋を渡ったが、不意に転んでしまい、その拍子に持っていた提灯の火が消えてしまった。
蝋燭を無くしたらしく、火を点けることも出来ない。仕方なく、老人は念仏を唱えながら寺へ向かった。
講が終わった後、老人は住職から蝋燭を貰い、他の参加者たちより遅れて帰路に着いた。
先を行く人々は声の届く距離にいたが、例の土橋に近づくと急に前が真っ暗になり、人の話し声も提灯の火も消えてしまった。
すると、老人の手の上をぬるっとしたものが二度三度と横切った。
暗闇の中、念仏を唱えながら何とか橋まで歩いて行くと、また下からシャゴ、シャゴと小豆とぎの音がする。
老人は生きた心地もせず、急いで家へ逃げ帰ったという。
『季刊 民話 1975冬 創刊号』「奥丹後物語 草稿」
『ふるさとのむかしむかし』「小豆磨きに出あった話」より
小豆洗いシリーズ京丹後編その③。
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