竜になった尼僧 (りゅうになったにそう)*
昔、滝馬の金引の滝付近に吉祥院という寺があった。
吉祥院最後の住職となった尼僧は、寺の下にある白竜の滝に身を投げたという。
当時、白竜の滝は底なしと言われており、青黒く渦を巻く滝壺に浮かんだ尼僧の死体を見た人々は「尼僧がアオリイカになった」と恐れたという。
また一説には、尼僧は竜になって滝の上の不動尊を守護したとも伝えられ、母竜は洞窟に通じる重岩に、子は下流の分宮(和貴宮)神社に棲んだという。
そして聖川(白竜の滝下流の川?)は、竜の親子が通う道と言われている。
『わがふる里 滝馬』「金引の滝にまつわる伝説」より
母竜と子(子竜?)が登場しますが、参考書籍には竜親子についての説明がないので詳しいことはわかりません。
尼僧が竜になった後に産んだ子供でしょうか。
となると母竜子竜の他に父竜もいる……?
伝承地:宮津市滝馬