大きな赤い玉 (おおきなあかいたま)
昔、印内山から時々火の玉が出ると言われていた。
寺山翠という人が子供の頃(昭和初期?)、数人で福知山市街へ芝居を見に行った帰り道の話である。
夜道を歩いて帰り、土村と前田村の境辺りまで来た時、北にある印内山から大きな赤い玉がパッと現れ、東の山の方へ飛んで消えた。
夜道を歩いて帰り、土村と前田村の境辺りまで来た時、北にある印内山から大きな赤い玉がパッと現れ、東の山の方へ飛んで消えた。
すると、今度はその東の山から赤い玉が出て、元の印内山へ隠れるように消えた。
これは、山に六部(雲水)が埋めてあるからだと言われていた。
また、土村では毎年秋祭の日に村芝居が行われたが、祭が終わって夜になると、狐が芝居の真似をして山が騒がしかったという。
『語りつぐ 福知山老人の知恵』「お仙さん」より
埋められた六部の魂的なものが火の玉となって山から山へ飛び回っていたんでしょうか。
伝承地:福知山市印内