栃原のUFO (とちわらのゆーふぉー)


昭和二十一年(1946)四月二十七日の午後十時頃、栃原の青年団の若者たちが夜道を歩いていた。
ちょうど墓の下にさしかかった時、突然、地底から湧き上がるような「ゴーオー」という轟音が響き渡り、辺り一面真昼のように明るくなった。
そして安井山の方から真赤に燃えた丸い物体が、オレンジ色の炎に包まれて出現した。
慌てふためく若者たちを尻目に、その物体は轟音を残し、東の空へ消えて行った。
僅か数秒間の出来事だったという。

『栃原の昔語り』「実存秘話 UFO物語」より


戦後間もない頃に美山の山中に現れた謎の飛行物体。ロマンがありますね。
もしかして当時の新聞に載ってたりしないかと思い、地方新聞などをざっと調べてみましたが、残念ながらそれらしい記事は見当たりませんでした。


伝承地:南丹市美山町高野(栃原)